青果品を買い物をしていると、【見切り品】【値引商品】【おつとめ品】などのPOP(広告)を目にすることがあります。
同じようで違いがあります。※実際に毎日、売り場で品出しをしている店員の目で、見定めています。
- 【見切り品】前日の売れ残りなどで、見た目が劣化しているもの
- 【値引商品】通常価格で陳列していたものの、劣化したりたくさん売れ残り始めたもの
- 【おつとめ品⚠】もともと大量入荷して、最初からお買い得にしている商品
- 地域やスーパーによってはおつとめ品として、割引シールが貼られている場合があります。
結論 総合的に考えると一番オトクなのは、値引商品です。
理由・・・
ついさっきまで298円
割引シールが貼られた!
タッチの差
価格で比較すると見切り品がお得
価格で比較すると【見切り品】>【値引商品】>【おつとめ品】です。
見切り品は、正規の値段より半額以下で売られることが多く、かなりお安くなっています。
ただし、お店によって見切り品にするタイミングは異なるため、賞味期限まで2~3日余裕がある商品もあれば、1日程度しか余裕がない商品もあります。
すぐに腐ってしまう。腐りかけている場合は、無駄になってうことが多いものです。
見切り品を購入するポイント3つ
- すぐに調理する。
- 冷蔵庫の奥に入れない
- 冷凍できる物は、すぐに冷凍庫へ。
野菜果物の鮮度を見極めることができれば、見切り品で献立を立てればかなりの節約になります。
自信がない、何を購入したらいいのかと悩む方は、↓を是非お読みください。
値引きシールは何時に貼られるか
ほとんどの方は、閉店間際だとお思いですね。
ところがところが、閉店近い時間の値引だけではありません。
10時開店のお店の場合、11時から13時ごろに前日売れ残ったものの値引が始まります。
お昼ごろの値引は、半額以上に安くなっていることが多いのです。
その理由は、前日の売れ残りだからです。
お昼ぐらいに値引されている青果品
お昼ぐらいに値引されている青果品は、2パターンあります。
1つ目
各店舗、スーパーによって時間に違いはありますが、お昼前後というお店がほとんどです。
2つ目
少しだけ見劣りがする商品。
例・・・少し色褪せていたり、曲がっていたり、折れている。商品が入っている袋が破れてしまった。
いわゆる規格外品です。
規格外品は、味も鮮度も、ほとんど正価品と変わりません
スーパーが開店してから一段落するお昼ぐらいに、規格外品が値引されることがあります。
毎日規格外品があるわけではありませんが、もし見つけたならこれはお買い得です
おつとめ品
おつとめ品って?
もともとスーパーの広告の商品、目玉商品として大量に入荷したものです。
賞味期限・消費期限には問題がない商品が多いのが特徴です。
そのため、思い切り安いわけではありません。
通常価格よりも若干安い、と思っていて間違いありません
おつとめ品=見切り品
おつとめ品は、見切り品
という意味で使用しているスーパーもあります。
今年に入って、こんなニュースがありました。
「おつとめ品シール」を廃止
食品ロス削減に向け値引シールデザインの変更
ユニー株式会社(本社:愛知県稲沢市、代表取締役社長:関口憲司、以下「ユニー」)が運営する、総合スーパー「アピタ」、食品スーパー「ピアゴ」などでは、2023年2月20日(月)より順次、食品の見切り(※)に使用している赤色の「おつとめ品シール」を廃止し、緑色の「売り尽くし価格シール」を導入します。
※見切りとは、消費期限や賞味期限が近づいているなど、さまざまな理由で売れ残った商品を、値段を切り下げて販売すること。
日本経済新聞より引用
「恥ずかしい」のイメージを刷新
半額品シール、見切り品シールなどが貼られた商品を購入するのは恥ずかしい。
でも、このような売りつくし価格というシールなら抵抗感が薄れます。
食品ロスの削減になる
環境のためになる
おわりに
青果品を買い物をしていると、【見切り品】【値引商品】【おつとめ品】などのPOP(広告)を目にすることがあります。
同じようで、違いがあります。※実際に毎日、売り場で品出しをしている店員の目で、説明してみました。
物価の上昇が、今後も続くことは明白です。少しでも節約したいですね。
スーパーで毎日、青果物の商品化や品出しをしていると、現場ならではの情報を手にすることができます。
店員さんに、お得に買物するための質問をしてみるのもいいですね。