「新NISA危険!株は暴落確率100%、2024年後半ごろ?予兆あり」のブログ記事をアップしていました。5/11日
それから7月にかけて、急激に株価上昇した後、持ち株を25日線を割り込んだ株から売却しました。
高配当、株主優待がある株のみ残しました。暴落を予想していたからです。
なぜ暴落すると考えたのか、述べます。
なんといっても逆イールドです。
逆イールド現象の後、株価は100%暴落しています。これは歴史が証明しています。
逆イールドは、「景気後退を予兆するサインの1つ」です。と。
逆イールドの後、1~2年のタイムラグがあり、すぐに 株価が暴落するというというわけではないようです。
機関投資家や、プロの人たちは、いざ暴落となった時、損切りを早くして、次の機会を待つそうです。
これからインフレが起きることは確かですので、現金よりは株に変えるという選択肢は正しいと信じています
ただし、「暴落時の対応を、考えておかななければいけない。」
覚悟がないと新NISAで投資を始めた初心者は、危険だと思っていました。
私も最初は知識がなく始めたので、猛勉強しています。
投資スタートの時期
投資スタートの時期がいつだったかで、明暗を分けます。
たとえば、S&P500種指数のなどのインデックスファンドに20年間、積み立てていくとします。
過去の経験則上8%程度のリターンが期待できます。と投資会社などは勧めてきます。
1972年9月~2022年8月の任意の20年間のS&P500への積立投資のリターンを見ると、最高で22.6%、平均で8.4%となっている一方、最低は0.1%となっています。
つまり、投資スタートの時期が悪ければ、20年間積立投資を続けてもほとんど資金が増えない可能性があるのです。
また過去のデータではマイナス運用となった例はありませんが、将来的には20年間積立投資を続けた結果、マイナスになる可能性も十分にあり得ると思います。
新NISAによる積立投資に過度な期待は持たず、パフォーマンスが悪かったとしても老後資金を確保できるような工夫をしておくべきでしょう。
この記事を読んでいました。
足立 武志さん 株価急落!私が、“したこと”“しなかったこと”
足立公認会計士事務所代表 公認会計士・税理士・ファイナンシャルプランナー
いつ売るのがいいか
下落したときにあわてて売ると、その後株価が急反発すると買い戻せなくなってしまいます。
売らなければよかったとひどく後悔します。
それを防ぐには、自分なりルールを決めます。
私は、25日線を下回った株は売却します。
過去の暴落の話
8591オリックス株です。野球の球団も持っているあのオリックスです。
2007年夏頃には3,265円近くの値。
約1年半後の2009年2月には大底の170円。 最高値から計算すると95%以上も株価が下落しました。
そうです。2008年9月リーマンショックです。
現在は3211円(2024年5月2日) 170円あたりで1万株買っていたら、 170万円が3211万円!
株価下落はチャンスかもですね。
現物取引である限り退場はないですからね。冬眠です!現金比率確保して底で買えれば大きく資産も増やせます。
株価回復までの年数
データーを探してみました。
ピークの年 | 下落率 | 回復の年 | 回復までの年数 | |
---|---|---|---|---|
米国株式 | 1929年 | -83% | 1945年 | 15年 |
1946年 | -22% | 1949年 | 3年 | |
1961年 | -22% | 1963年 | 2年 | |
1968年 | -29% | 1971年 | 3年 | |
1972年 | -43% | 1976年 | 4年 | |
1987年 | -30% | 1989年 | 2年 | |
2000年 | -45% | 2006年 | 6年 | |
2007年 | -50% | 2020年 | 5年 | |
日本株式 | 1953年 | -26% | 1955年 | 2年 |
1961年 | -26% | 1963年 | 2年 | |
1963年 | -21% | 1965年 | 2年 | |
1973年 | -32% | 1976年 | 3年 | |
1989年 | -69% | 2021年 | 32年 |
ブラックマンデー(1987年10月19日の月曜日に、ニューヨーク市場で発生した株価の大暴落)は、
直近の高値回復までは1年8カ月でした。
今回の暴落は、一日での下げ幅はブラックマンデー以来です。
回復までどうなるでしょうか。
回復までの期間の予想
今回、暴落の引き金になった理由は、
急落の要因:外為ドットコムより引用
– 円高の進行(ドル円相場、162円台から13円程度の円高に)
– 日銀の金融政策変更(利上げ実施)
円相場と株価の関係:
– 円安が日本企業の業績に好影響
– 円高進行で円安メリットが薄れる
私の考え
今回の暴落は、ITバブルの崩壊だと思っています。そして、近いうちにアメリカ利下げ(多分9月)がある。
そこに今回の日銀総裁植田さんの利上げ0.25%のジニュースです。各国が利下げに向かう中、日本が利上げです。
日本株の割安感がなくなったと、海外から判断されて日本株が売られたと思いました。
そもそも世界経済が減速し初めているとの認識は、ニュースなどでも感じていました。
それなのに株価が上がっていたのは、生成AIなどの半導体関連株が牽引していました。
そこに、日本政府が新NISAという非課税制度を通じて国民に投資を勧めてきました。
長く生きている方ならご存知だと思いますが、2001年より前は単位未満株で購入などできませんでした。
そのため、株投資のためにはまとまったお金が必要でした。
つまり100株単位でないと購入できない。
株の売買にいちいち手数料がかかる、税金もかかる。
素人や、投資にまで手を出せる人はそう多くなかったのです。
しかもNTT株の事件。
1987(昭和62)年2月9日、2年前に民営化したNTT株が株式公開されました。1次売り出し価格は119万7,000円でした。
あまりに買いが殺到し、初日は値がつかず、翌10日、初値160万円という高値で売買がスタート。その後も「買い」は止まらず、公開から2カ月で、史上最高値の318万円まで高騰。当時の時価総額世界一を記録しました。
しかし、同年10月のブラックマンデーで米国株が急落したことを受け、225万円まで暴落。「政府が売り出す株」という絶大な信頼感に群がった個人投資家たちに、大きな損失を与えました。
政府の陰謀かも
タンス預金のあぶり出し
株価維持のため・・・政府が保有している株を少しずつ売りたい。しかし株価下落は困る。国民に株を買わせよう。
長引く金融緩和政策の中で、日銀やGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も日本株を大量に購入しているのです。
そして、考えたくありませんが、疑ってしまうのが、将来NISA口座にも課税するという噂です。
政府が信用できないなんて、いち国民として悲しい限りです。
回復はいつ?
円安だと、海外の投資家が日本株を買います。
円の価値が低いので、割安に見えますよね。
ビッグマックセットが18ドル(1ドル=150円で換算。約2,700円)とか、聞きます。
今年に入って、海外投資家が大量買いをしていたそうです。
しかし、これから円高が進むという予想が主流のようです。
予想
為替のことを考えなければいけないかもしれませんが、個人的には意外と早く回復するのではないかと考えています。
その理由は、インフレ時には現金が目減りするからです。
預金金利が大きく上がらない限り、現金の価値がどんどん下がっていきます。
そのため、価値を生み出してくれる会社に投資するというスタンスでいこうと思います。
すべての株価が下がるわけではありません。
必ず、株価が上昇していく会社があります。
少額の投資でも資産額が大きくなるチャンスかも知れません。