貯金が好きです。投資なんてもってのほか。やっぱり現金がないと。そう私も思っています。
なぜ現金保有が好き?現金が減るのが怖いのです。今まではそうでした。
なぜなら、日本は1990年代後半から約30年間にわたってデフレの時代が続いていたからです。
お金の価値が下がらず、物価は上がらず、低価格で高サービスのものがあふれていました。
ところが!
2022年4月以降からインフレに突入しています。つまり現金の価値が下がり続けています。
これからは、現金、預金、株、債権、金、仮想通貨、外貨預金などに分散しておく必要がありそうです。
たとえ頑張って1000万円貯めたとしても、10年後にいったいどのくらいの価値があるのか考えただけでゾッとします。
昨今の国際情勢や日本の経済政策を見ていると、日本は大丈夫と言い切れないですよね。
デフレの終焉
日本のインフレ率
2026年~2028年は2%ぐらいと予想しています。
しかし、1980年のように8%だとすると
AIに質問してみました。
年間平均で約 7.18% のインフレ率だと10年で一万円の価値が半分になります。
物価が毎年約7.18%ずつ上昇すると、10年後には一万円の購買力が5,000円分になるということです!
つまり約 7.18% のインフレ率以上だと、もっと価値が下がるということです。
※インフレ率の計算方法は終価=元本×(1+r)t
これからは想像以上の世界が待っていると予測されるます。
インフレ対策として個人でできることは何?
インフレ対策として個人ができることには、資産運用、支出の管理、収入の多様化などがあります。
具体的に述べてみます。
1. 資産運用で価値を守る
インフレが進むと現金の価値が目減りします。そのため、資産を増やしたり、価値を維持したりする方法を考えることが重要です。
① 投資を検討する
- 株式投資
インフレ期には、商品価格が上昇することで企業の利益が増加する可能性があるため、株式が恩恵を受けやすいです。 - 不動産投資
不動産はインフレ耐性がある資産とされ、家賃収入や資産価値の上昇を期待できます。 - コモディティ投資
金や銀などの貴金属、エネルギー資源(原油など)はインフレ期に価値が上がりやすいです。 - インフレ連動国債
国が発行する「インフレ連動債」は、インフレに応じて元本や利息が調整されます。
② 分散投資でリスク管理
- 複数の資産クラス(株式、債券、不動産、コモディティなど)に分散することで、リスクを低減します。
- 海外資産も含めることで、国内のインフレリスクを抑えられる場合があります。
投資する余裕がない場合は?
2. 支出の管理で家計を守る
インフレによる物価上昇に備えて、支出を見直し、コストをコントロールすることが大切です。
① 必需品の購入時期を工夫
- 必需品や保存が利く商品を価格が安いうちにまとめ買いする。
- インフレ期に価格が上がりやすいもの(ガソリン、食品など)を優先的に確保する。
② ライフスタイルの見直し
- 固定費(家賃、光熱費、通信費など)の削減を検討する。
- サブスクリプションサービスなどの無駄な支出をカット。
③ 節約・ポイント活用
- 割引やポイントプログラムを活用して、日常の支出を抑える。
3. 収入を増やす工夫
収入源を増やすことで、インフレの影響を緩和できます。
① 副業やフリーランス活動
- 自身のスキルを活かして副収入を得る方法を模索する。
- オンラインでの副業やプラットフォームを活用する(例:フリーランス仕事の受注、コンテンツ販売など)。
② キャリアアップ
- スキルアップや資格取得を通じて、昇進や転職による収入増加を目指す。
③ 資産の活用
- 所有している不動産を貸し出す、車をシェアリングサービスで活用するなど、資産からの収益を増やす方法を検討する。
4. その他の備え
① 緊急予算を準備する
- インフレ時は生活費が増えるため、数か月分の生活費を確保しておく。
② スキルを磨く
- 将来の経済状況に応じて柔軟に対応できるよう、多様なスキルを習得する。
今まで以上に、日々の生活の中で、情報収集すること。
嘘や情報操作などを見抜く力があるかないかで、今後の台所事情も違ってくるかもしれません。
③ 長期的な視点で計画
- 短期的な変動に惑わされず、長期的な経済状況やライフプランを考慮して行動する。
と標準的なことを挙げてきました。
稼ぐ、分散投資をする、節約する、お金をかけずに楽しめるライフスタイルにする。
まとめ
インフレ対策として個人でできることは、資産を守り、支出を管理し、収入を増やすことに重点を置くことです。
具体的な行動を計画し、経済状況に応じて柔軟に対応することが大切です。
これからは、かつて経験したことのないような現金の価値が目減りする時代に突入してしまいました。
お金に対する知識を持たないと、詐欺などにもあうかもしれません。投資詐欺が多いですからね。
専門家やインフルエンサーの言うことを鵜呑みにせずに、自分のスタイルを確立したいものです。