呪詛の犯人は誰?
- 藤原詮子(吉田羊)
- 源倫子(黒木華)
- 藤原伊周(三浦翔平)
- 藤原詮子(吉田羊)と安倍清明(ユースケ・サンタマリア)
- その他
候補を挙げてみました。
私は、1の藤原詮子(吉田羊)の線が一番濃厚だと考えます。
あらすじ 20話
大河ドラマ光る君への第20話、藤原道長(柄本佑)の最大のライバル、藤原伊周(三浦翔平)大ピンチです。
道長が暮らす土御門殿に身を寄せていた藤原詮子(吉田羊)が体調を崩し、伏せっておられました。
源倫子(黒木華)が家人に命じて縁の下まで徹底的に家探しすると、壺などに収められた無数の呪符が見つかったのです。
藤原詮子(吉田羊)は、道長を追い落としたい伊周の企みと決めつけて激怒。
藤原詮子(吉田羊)は「中宮(高畑充希)は私を嫌っておる。伊周は道長を恨んでおる。あやつら、私と道長を呪っておるのだ。恐ろしや、恐ろしや…許すまじ!」。
呪符をじっと見る倫子。そして、何とも言えない表情、何かに気づいた感じに見えました。
花山法皇(本郷奏多)を襲った件だけでも、厳しい処分が下されるに違いないのに、呪詛をしている疑いをかけられてしまうのです。
この20話の疑いは、藤原詮子(吉田羊)と源倫子(黒木華)が演じるが下手だったら成り立たちません。
絶妙な間と目の演技。
「わかっています。女院様、おまかせあれ。」というふうにも見える倫子。
何やら考えのある顔つき。夫の立場を有利にしよう。
この機会に藤原伊周(三浦翔平)を失脚する道筋をつけようと考えたのかもしれません、
源倫子(黒木華)説
いったいこの呪詛の犯人は誰?
観る人に委ねながら、何か画策している風にも見える源倫子(黒木華)。
源倫子(黒木華)は「悪しき気が漂っておる」と屋敷内を調べるよう女房らに命じた。
床下から見つかった壺の中には「呪符」がぎっしり。
倫子が詮子の部屋を調べると、そこかしこに呪符が仕込まれていた。
土御門殿の屋敷内に「呪符」を仕掛けることの出来る人。
誰にも怪しまれずに、部屋の中までに「呪符」を仕掛けることの出来る人。
と考えると、源倫子(黒木華)も怪しくなります。
しかも、何としてでも、愛する夫をバックアップしたい、力になりたいと思っている倫子です。
疑問
藤原詮子(吉田羊)の体調が思わしくない状態になるのが先です。
藤原詮子(吉田羊)と源倫子(黒木華)が最初から示し合わせていないと、倫子が仕掛けたという説は
無理があります。
結論
私が、思った結論は、「呪詛」は女院の自作自演説です。
道長は、一条天皇(塩野瑛久)には、このことは伏せておこうと思っていました。
それを、源倫子(黒木華)が藤原実資(秋山竜次)に手を回したのではないか。
藤原実資(秋山竜次)に、直接的に依頼したのではなく、
伊周は公卿に嫌われているという設定だったので、証言してくれる人を用意したのではないかと思うのです。
ここまでの流れとして、
女院藤原詮子(吉田羊)は伊周(三浦翔平)・中宮(高畑充希)をよく思っていない、
藤原倫子(黒木華)は藤原道長(柄本佑)の出世の妨げを払い除けるチャンス。
それが鍵を握っていると考えられます。
光る君をNHKオンデマンドで何度でも観るまとめ
「呪詛」は、女院藤原詮子(吉田羊)の自作自演。
安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)がからんでいるかも・・・
藤原詮子(吉田羊)の様子を見て、「あうん」の呼吸で源倫子(黒木華)が動いたのだと思います。
二人の共通の敵は、藤原伊周(三浦翔平)ですから。