NYダウ平均がマイナス816.80ドル(25/05/21 17:00 EST)で引けました。
そのため今日は、日本株が下落することが予想されました。9時前の日経先物も下落していました。
下落トレンドの中での取引は、どうしたらいいのか。
おそるおそるトレードをしました。りそなHD(8308)で勝負です。結果は、➕️100円です。
チャートを見ると、「マイナスにならなくて良かった」。本当に運がよかっただけです。
急落局面があって、かなり焦りました。この記事に、今日の急落、その後の戻しのチャート図を載せています。
そもそも「今日は、取引をしない方がいいかもしれない」という迷いもありましたが、こういう時(下落相場)こそ、予想を立てたり、数字を追いかけ、チャートを見るのも後々のためになるかもしれないと考えました。
それで、トレードをしたのです、ここのところ注目していた、りそなHD(8308)が無難だと思いました。
いつもの三菱UFJは取引直後から、ずっと下落し続けたので、インの判断は出来ませんでした。
りそなHDは乱高下
1246.5円で買いました。そして売ったのが、1248円です。


1246.5円で指した後、すごい勢いで下落しました。
損切りは、1240円を割ったらにしよう。
でも反転するかもしれない、もう少しだけ我慢しよう。
やばい!また損切りが遅れて失敗かも。
11時半に反転した時は、ほっとしました。
もう欲張らずに、マイナスにならない1248円で値を指しました。
これは、運良く値が戻りましたが、やってはいけないまずい方法です。自分ルールさえも守れませんでした。
やはり、損切りって難しいのです。
終わってみれば、何とでも言えますが、その時は「株価が上がるだろう」ということしか見えていないのです。
精神力勝負
トレードに勝つ人って、どうしているんだろう。
「全勝でなくて、トータルで勝てばいい」とよく聞きますが、いざ自分が取引を始めると、負けると引きずります。
ここであのドラマ、「ドラゴン桜」のシーンを思い出しました。
勝負どころを間違えるな ドラゴン桜 第9話より
フリースロー対決の場面でした。
その勝負は「10本打って多く決めた方が勝ち」というシンプルなルールでした。瀬戸(生徒)は4本連続で決めるも、5本目で躓き、最終的に6対5で桜木(先生)に負けてしまいました。
「ついてなかった」と嘆く瀬戸を、桜木が諭します。
桜木「運だけじゃないぞ。お前がここぞというときに失敗したのは、シュートを全部決めようとしたからだ」
生徒「え、でも勝負だし。全部決めて打とうとするのは当然じゃない?」
桜木「逆に俺が勝てたのは、最初から6割程度入れれば良いという心づもりだったからだ」
生徒「え?じゃあ4回は外して良いって思ってたってこと?」
桜木「そうだ。だから最初の2本を外しても焦ることはなかった。だがお前は違った。最初の2本を先に入れて勝利を意識した。そして5本目を外して心の中でこうつぶやいたはずだ。もう外すことはできねえ。あと全部決めてやるってな」
生徒「じゃあ先生みたいに、予め戦略を立てておけば不安にならなかったってことか」
桜木「その通りだ。それが勝敗を分けたんだ。だがどんな人間でも大事な本番前には、不安になるのは当然だ。準備を怠らず努力してた者なら尚更だ」
生徒「でも、その不安で瀬戸は失敗したんでしょ?どうしたら良いの?」
桜木「不安をコントロールするんだ。本番に強い人間は、自分が不安を抱いていることを自覚し、ミスを想定し、心の準備をしておくんだ。いいか、完璧なんか求めるな。試験中は常に冷静であることを心掛けろ!」
特にこの部分です。
桜木「不安をコントロールするんだ。本番に強い人間は、自分が不安を抱いていることを自覚し、ミスを想定し、心の準備をしておくんだ。いいか、完璧なんか求めるな。試験中は常に冷静であることを心掛けろ!」
トレード中、自分が冷静でなかったと自覚しているからこそ、この言葉が浮かんだのかもしれません。
今日は、ヒヤヒヤした時間が多くありました。今夜のニューヨークの動きに注目したいと思います。
