逆イールド現象の後、株価は100%暴落しています。これは歴史が証明しています。
逆イールドは、「景気後退を予兆するサインの1つ」です。と。
株初心者の私は、このような初歩的なことを知らないで株投資を始めています。(猛烈に勉強中)
逆イールドの後、1~2年のタイムラグがあり、すぐに 株価が暴落するというというわけではないようです。
少し安心しました。しかし!!!!!
機関投資家や、プロの人たちは、いざ暴落となった時、損切りを早くして、次の機会を待つそうです。
これからインフレが起きることは確かですので、現金よりは株に変えるという選択肢は正しいと信じています
ただし、「暴落時の対応を、考えておかななければいけない。」その時が近づいていると確信しています。
自分が勉強したことを、備忘録として、簡単な言葉に換えて記録したいと思います。
逆イールドって何?
そもそも逆イールドがわかりません。
素人言葉で言うと、債権類って長期で持っていたほうが金利が高いはずですよね。
景気がよくなると、右肩上がりを想定しているので、金利も高くなるはずです。
ところが、景気が後退したり悪い状態なので、今後金利が低下するという見方が多くなり、
長期金利が先に低下してしまいます。これが逆イールドのようです。
逆イールド (ぎゃくイールド)
逆イールドとは、短期金利が長期金利の水準を上回る状態(長短金利の逆転現象)を指します。一般的に、過度な金融不安や過激な政策変動により短期金利が急騰したことで生じるために、その発生後は景気後退が訪れるケースや株価が調整に転じるシグナルとされています。米国の国債市場で3ヵ月物米財務省短期証券の利回りが、10年物国債の利回りを上回る長短金利の逆転が起こることが代表的な事例となっています。
SMBC日興証券
逆イールドの起こる原因
市場による景気後退懸念です。
短期金利は、FRBなど中央銀行が決定する政策金利の影響を強く受けます。
長期金利は、市場参加者による将来の見通しに影響を受けます。
つまり、逆イールドの発生は、将来の景気後退観測が市場から発せられていることを意味しています。
米国において景気後退の予兆
米国で、「逆イールド」が発生した後は、循環的な景気後退だけが起きたわけではありません。
2000年ごろのITバブル崩壊。
2007年末ごろのサブプライムローン危機など、数々の金融危機の予兆となってきたからです。
そもそも景気後退局面って、どう判断するのでしょうか?
欧米では一般的に、国内総生産(GDP)が2四半期連続でマイナス成長となった場合を、景気後退局面と言うそうです。
過去の米国経済は、景気後退局面のサインはなんだったのでしょう。
逆イールドだけではなく、ISM製造業景況感指数の50%割れという2つのサインがともった後だったようです。
アメリカ・ISM製造業景気指数 05月
次回発表予定日06/03 日本時間23:00
です。
注目です。
タイムラグ
過去の例を見ると、逆イールドの発生から1年半~2年程度は上昇基調が続いています。
実は、2022年と23年に実施された痛みをともなう利上げの後で、ウォール街の大方の予想は米国株暴落でした。
2023年の米国株上昇局面を予想できなかった専門家と言われる人も多かったようです。
やはり、株は難しいですね。
株のプロたちも、なかなか予想し難いのでしたら、素人投資家はいったいどうしたらよいのでしょう?
景気後退を予兆するサイン
景気後退を予兆するサインは、必ず出るそうです。
その時にあわてると失敗します。
そのため、しっかりと前もって勉強して、自分の方針を決めておこうと思いました。
大暴落
大暴落は、いきなりほんの些細なことから起こるそうです。
どこかの国が経済破綻した、それが米国株に影響を与え、日本株も。
となるかもしれません。
しかし、手元資金があれば、暴落はチャンスかも知れません。
信用取引などではなく、現物取引ならば、投資した金額以上に損をすることはありません。
半分ならば、100万円が50万になるだけです。マイナス何百万円とかで破産とか、ありえません。
過去の暴落の話
8591オリックス株です。野球の球団も持っているあのオリックスです。
2007年夏頃には3,265円近くの値。
約1年半後の2009年2月には大底の170円。 最高値から計算すると95%以上も株価が下落しました。
そうです。2008年9月リーマンショックです。
現在は3211円(2024年5月2日) 170円あたりで1万株買っていたら、 170万円が3211万円!
株価下落はチャンスかもですね。
現物取引である限り退場はないですからね。冬眠です!現金比率確保して底で買えれば大きく資産も増やせます。
おわりに
必ず暴落はやってきます。それがいつになるかは、わかりません。
でも、それほど遠くない未来だと思います。
その時のために、しっかりと勉強をして準備をしておきたいと思います。
そうすれば、逆にチャンスになり、資産を増やすことになります。