シニアの初心者をだますデマ記事を読みました。初心者はだまされます。どうして嘘記事だと見抜いたのか。
明らかな間違ちがった情報に基づいていたからです。新nisaが始まったのが2024年1月からです。
それなのに新nisaを5年やったという前提なのです。
どうして新NISAなんてやってしまったんだ…60歳元会社員“退職金2,000万円”がみるみる減って大後悔「退職日に戻りたい…」THE GOLD ONLINE
2024年1月から始まったnisaでどうやって2,000万円がみるみる減るのでしょうか?
元記事をAIで要約してみました。
- 退職金2,000万円を有するカネダさんは、新NISAで投資を行うものの、アクティブ型投資信託の運用が失敗し、5年後には500万円の損失が発生。
- 投資の3原則「長期・分散・積立」を守れば損失を抑えられること、リスク許容度に合った運用が重要であると助言を受けたカネダさんは、債券中心の保守的ポートフォリオに変更。
- 専門家のアドバイスを受けて投資を見直したことで、日々の値動きにも動揺せず安定した資産運用ができるようになったカネダさんは、退職金の大切さを学んだと述べている。
人生でもっともお金がかかるといわれる教育費、住宅費、老後資金の三大支出。
現役時代に子どもの教育費と住宅ローンの返済に追われ、老後資金準備をあと回しにしてきたという人は少なくないでしょう。
そのようななか、退職金を元金に「老後資金を増やしたい」と初めての投資にチャレンジするシニアがいます。
と興味を引く書き出して始まっています。
記事の内容
富裕層向け資産防衛メディアのTHE GOLD ONLINEの記事でした。引用させていただきます。
定年退職後、新NISAにチャレンジするも…
プラスチック容器の製造・販売などを扱う中小企業に新卒で入社したカネダさん(仮名)。仕事にやりがいを感じ、60歳の定年退職まで勤め上げました。
「おお! うちの会社は大企業じゃないが、退職金を2,000万円ももらえたぞ!」退職金は自分の給与の一部の積み立てとわかっていても、いざもらってみるとご褒美のようで嬉しいもの。無駄遣いせず、大切にしようと心に決めます。
カネダさんの2人の子どもは私立の大学出身で、2人とも1年浪人をしています。教育費が想定以上にかさんだため、老後の貯蓄は少なめ。このままでは老後資金が心配です。
定年退職後は工場の事務職に転職し、働き続ける選択をしました。ですが、いつまで働き続けることができるかはわかりません。働けなくなったあとが心配なカネダさんは、少しでも老後資金を増やそうと新NISAにチャレンジすることに。
ネットで見つけたアクティブ型投資信託を、新NISAの成長投資枠240万円(満額)で一括購入。つみたて投資枠120万円も別のアクティブ型投資信託の積立購入を月10万円ずつで設定しました。
「お! 上がってる、上がってる!」「あれ下がってるな……」「また下がってる!」そんなことを繰り返し、数年かけて損失が積み重なり、5年後、65歳になったときには500万円の損失がでてしまい、愕然とします。
「どうして新NISAなんてやってしまったのだろう……。退職日に戻ってやり直したい……」いま、震えるほど後悔しています。 大切な退職金をこれ以上減らしたくないカネダさん。カネダさんはこれから、どんな戦略を取ればいいのでしょうか。
「5年後〜損失が出てしまい」の部分でそういう未来シナリオ仮定の話かな?とおもいますが、
「いま、後悔しています」という言葉があるので、未来仮定ではありません。
- アクティブ型投資信託新NISAの成長投資枠240万円(満額)
- つみたて投資枠120万円も別のアクティブ型投資信託の積立購入を月10万円ずつ
この記事で一番言いたいのは新NISAでアクティブ型投資信託はリスクが高い。
大損するぞ!でしょうか。
THE GOLD ONLINEとは
THE GOLD ONLINEは、よく拝読させていただいてます。
このように、シニア層の興味を引くような記事が日々アップされています。
読みたくなるタイトルが並んでいます。ただし、鵜呑みは怖いということがわかります。
ネットにはフェイクニュースなるものが多いのは事実です。THE GOLD ONLINEはそのようなことはないと思うのですが。
特に50代60代は、だまされやすいです。
ファクトチェック
専門家だから正しいと思い込んでいることって多くないでしょうか?
株主優待名人の桐谷さんのツイートです。
何と、将来予測をした専門家8人中7人が予想をはずしています。
雑誌を購入して、専門家のマネをして投資をする。
インフルエンサーの投資予想をそのまま信じる。
私も、つい煽り記事を読んで株を購入して含み損の株があります。
その株は、あえて損切りをせずに持っています。
そしてそのマイナスをみて、自分のその時の失敗を思い出して戒めています。
おわりに
年金制度も破綻することはないとしても、インフレになれば金額は雀の涙です。
病気もするし、体調も万全ではありません。
そんな老後が不安な人たちを狙った商法がたくさんあるようです。
きちんと見抜く目を持ちたいです。
それには、「事実」ではなく「意見」なのか、投稿者の認知バイアスがかかっているか考えたいです。
今回の記事は、新NISAが2024年1月から始まったにもかかわらず5年前から始めた前提での記事です。
事実に反しています。そしてアクティブ型投資信託はリスクが高い。と意見しています。
最近、作り話だなフェイクだなと思う記事多いですね。
気をつけたいと思います。