町田市民ホール6月28日土曜日、杉山清貴さんのアコースティックライブに行ってきました。
ピアノ 高瀬 順さんと2人のライブです。
ピアノとギターだけで、まるでバンドで演奏しているかのような音響でした。
町田市民ホールの音響は素晴らしいですね。
高瀬さんと杉山さんの息がピッタリと合っていました。
それでいて、二人で楽しそうにお互いを尊重し合っている感じがとても出て、それが音に伝わり感動してしまいました。
アイコンタクトと指揮振りのような感じではありますが、あそこまでピッタリと音を合わせるのは至難の業だと思います。
よほどお互いを知り、信じ合っていないと出せない音の連続でした。(4曲目と9曲目は特に素晴らしかったです。)
セトリとMCと感想を書いていきます。
走り書きのメモ解読に時間がかかっているので、後日に修正補筆があるかもしれません。
また、間違っていますよ!のご指摘があれば修正いたします。
閲覧注意です。曲のタイトルは見出しにはしていませんが、お知りになりたくないかたはここで止めてください。
1曲目
暑いですね。梅雨前線はどこに?
若い頃を思い出しながら、仲間とまだ付き合いがあるのは幸せなことだな。そんな曲です。
『Flow of Time』 ・・・アルバム「FREEDOM」より 2023年5月10日(水)発売
[作詞:杉山清貴 作曲・編曲:佐藤 準]
アルバムの中では、一人5役?のような感じでセリフが入ります。(集合写真撮ろうぜ!など)
ライブではそのCDでのセリフの部分は、これから暑いのでお身体大切に!のようなことをおっしゃっていました。
2曲目
『 Fly Away〜お伽話のようなふしぎなユメ〜』 アルバム 「REUNITED」 2011.4.6 リリース
Satomi、作曲:杉山清貴/林哲司
MCの要約「林哲司さんと初めて曲を作りました。2010年、今から15年前です。」
町田は2年ぶり。前回は終了後居酒屋に行った記憶が。
若者の街だと思った。自分たちもそんな頃があったなと。
3曲目
『風の記憶 』 アルバム OCEAN 2016/07/06
作詞:秋元 康 作曲:杉山清貴 編曲:小林信吾
風の記憶は菊池桃子さんとのデュエット曲として収録されています。
MC「菊池桃子さんは、同じ事務所。1年後のデビュー。桃ちゃんはすごく可愛かった。アイドルの存在感はすごい!と思った。」
「同じ事務所にやってきた桃ちゃん、めっちゃ、かわいいなと思った」みたいなことをおっしゃっていました。
ちょっと記憶が曖昧です。
4曲目 息がぴったり
『BE MY STYLE』 アルバム Style 2007.12.19 リリース
BE MY STYLE・・・作詞:渡辺なつみ 作曲:杉山清貴 編曲:KT SUNSHINE BAND
アマチュア時代の頃の出来事を書いた曲?
曲がめちゃくちゃ良くて、聞き惚れてしまい、MCを記録するのを忘れてしまいました。
特に高瀬さんのピアノが、ジャズテイストで鳥肌が立ちました。
時折杉山さんとアイコンタクトするものの、少しのズレもなく音がピタリと合うところは、二人が一体化しているかのような錯覚に陥りました。
ピアノが弾きたくなりました。(小学生以来弾いていませんが)
5曲目
『Waltz〜そして今の海』 アルバム Veteran 2009.7.17 リリース
MC要約【もう夏ですね。魂が喜んでいる。朝起きるのが楽しみ。
野音は夏が暑すぎて、夏は避けていたんですけどね。2013年の大阪の「two days」覚えています?暑かった。
ネバネバ系「納豆、もずく、オクラなど」食べて備えている。】
高瀬さんのバイク焼けのお話。群馬の方に日帰りで行ったとのことです。暑すぎて、危ないとは思ったものの上着を脱いで走り皮がむけるほどの日焼けをしたそうです。
Waltz〜そして今の海 この歌は、特に杉山さんの低音のお声がとても素敵です。
そして編曲がまるでオルゴールのように聞こえます。この曲を聴いて眠りにつきたい。
6曲目
『渚のすべて』 シングル曲 1988.7.6 リリース
作詞:康珍化 作曲:杉山清貴 編曲: 芳野藤丸
MC要約「高瀬さんのバイク1日旅のお話が続きます。群馬の四万温泉方面、四万湖に行ったお話。」
ここで杉山さんが高瀬さんに「湖で泳いだ?」高瀬さん「怒られちゃうから」
杉山さんはもうすでに海に入っているそうです。もう「ぬるい」ようなことをおっしゃっていました。
昔の海の家と今はずいぶん違うようです。今はゴロンとするところもなく、お父さんが大変そう。休憩できない。
”シャワーと着替えのみ”が今の海の家のようですね。
高瀬さんのコーラスがとても素敵でした。
7曲目
『 Other Views』 アルバム Rainbow Planet 2020.5.13 リリース
作詞:杉山清貴 作曲:福田直木 編曲:福田直木
MC要約 「夏が待ち遠しい。日比谷野音は2~3年まえから取り壊しのお話が出ていたが、本当に今年が最後と思い、スケジュールを押さえていた。」
福田直木くんという若いアーティストに書いてもらった曲。とてもいい曲なので、自分で詩を書きたいと思った。
ちょうどコロナで「会いたい人になかなか会えないというそんな気持ち」(某ラジオ番組の中では、{コロナの前に詩を書いていたが、コロナの時期にちょうどあてはるような歌詞になった}とおっしゃていたような気がします。
8曲目
『 Too good to be true』 アルバム「FREEDOM」より 2023年5月10日(水)発売
作詞:杉山清貴 作曲:福田直木 編曲:福田直木
MC要約:杉山さんが高瀬さんに「どうですか?、人生は」
高瀬さん「ずっと思いがけないことばかり」なぜ今ここにいるのか、と二人。
高瀬さん「後悔はない、(いい出会いがあった、人に恵まれた的なことをおっしゃっていたような)
そこで杉山さんが「すーっ、す、す、・・・(すぎやまと言いそうな、言いたいような)」と言ったところで、会場内大爆笑。
MC要約「世界中が外出禁止になるようなコロナを経験した。震災、災害、火山、日本は災害に近い国だけれど防災意識が強い。
海外の人は地震などにビビる。コロナという出来事は大きかった。世の中が変わっていくと思ったら、本当にそうなった。」
9曲目
『 Nightmare』 アルバム「FREEDOM」より 2023年5月10日(水)発売
作詞:杉山清貴 作曲・編曲:Billy Takakura
冒頭の歌い方が、スタッカートではなく流れるようにスラーをかけています。
楽器の音も絞って、ギターの和音のみが軽く聴こえます。
♫気づいたときにはここで 何かに怯えて
誰かが差し出した手を♫ ここから(ハッライのけてとスタッカートです。)払いのけてきたんだよね~~
そしてだんだん伴奏の音が大きくなり、♫You just feel the love ~~~とボリュームが上がり、音が響き渡ります。
終わり方もジャズっぽくて、格好いいです。
Nightmareは、オシャレでスタイリッシュな曲です。思わず肩が揺れてしまいます。
10曲目 1番好きな曲
『Sunset Love Song』 アルバム kona weather 1987年12月19日 リリース
作詞:安藤芳彦 作曲:杉山清貴 編曲:鈴木茂
MC要約「高瀬さんの引っ越しのお話。これからお引越しされるそうで、お部屋を探しているそうです。
条件が、一階かエレベーターあり、ピアノ、楽器、車・・というと不動産の方の眉間にシワが寄るそうです。」
親御さんの近くで探しているようで、親孝行ですね。
Sunset Love Songは鈴木茂さんの編曲が、とても好きなんですが、今日のライブでの高瀬さんのイントロや伴奏も素敵でした。
杉山さんのバラード曲で、1番好きな曲です。
11曲目
『Gift』 アルバム The Sunshine Band 2006.7.26 リリース
作詞:園田凌士 作曲:杉山清貴 編曲:KT SUNSHINE BAND
MC要約「いろいろな人に助けてもらって生きている。足を向けて寝られない。」
CDの音源以上の歌唱力で、圧倒されました。Giftという曲は、特にライブで魅了されます。
12曲目
『ここから始まる物語』 アルバム I AM ME 2013.4.17 リリース
作詞:杉山清貴 作曲:杉山清貴 編曲:KT SUNSHINE BAND
MC要約「東北の大震災の後、作った曲。」
♫TO BEGIN WITH THE END~ 僕達が 描いていた未来も
あの日消えたままの夢も 今ここから始めよう
前を歩いていく君と 今ここから始めよう♫
優しい声、やさしくやさしく、そして希望! 想いが伝わりました。
13曲目
『SASSO』 アルバム ADD WATER 1994年7月25日 リリース
作詞:青木久美子 作曲:都志見隆 編曲:TOM KEANE
MC要約「日本の夏は暑い、エアコン、クーラー使いましょ。」
14曲目
『空から降りてくるloneliness』 アルバム here & there 1989年5月17日リリース
作詞:青木久美子 作曲:杉山清貴 編曲:新川博
CDよりもライブ映像よりも何よりも、声の伸びがありました。歌声に心を奪われました。
アンコール曲①
『HORO / ほうろう』 カバー曲です。小坂忠
作詞、作曲、編曲 細野晴臣
R&B(リズム&ブルース)とロックを取り入れた楽曲です。
皆さんの知らない曲ですが、こういう曲もあの時代(1975年1月25日リリース)にあったんですよ。
♫このテンポなら~~好きなリズムアンドブルース・・・・・・今はほうろう いつもほうろう♫
つかみからすごい声量と迫力です。杉山さんはリズム&ブルースもイケる!
MC要約「皆さんの全く知らない曲やります。いつ死ぬかわからないから、こういう曲があったなと。聴いたほうがいいですよ。小坂忠の紹介、1975年にこんな曲を作っていた大先輩がいたなんて。」
アンコール曲②
『さよならのオーシャン』
やはり締めはこの曲でしたね。
観客総立ち、すごい熱気!でした。
ピアノの音
町田市民ホールは、スタインウェイピアノ(コンサートグランドD)1台、ヤマハピアノ(フルコンサート)2台を備えているそうです。
高瀬さんが弾いていいたのは、ヤマハピアノだったと思います。ホールの音響もいいし、ヤマハコンサート用のピアノがものすごく音が良くて、1台で弾いているとは思えませんでした。
もちろん杉山さんのギターのテクニックも素晴らしいです。
二人での演奏なのに、数人で演奏しているかのような音の響きでした。
心に響く歌詞、歌声
7月17日の誕生日で66歳におなりになる杉山さん。
安定の美声、MCの面白さ、周りの方への気遣い、嫌いになる要素なんてありません。
ライブに行けば行くほど、夢中になります。
人生初の出待ち
なんと、出待ちをしてしまいました。
車が出てくるのを待って、窓から手を振る杉山さんを遠目で見ていました。
ライブの余韻に浸りつつ、SPOTIFYでずっと杉山さんの曲を聴いています。