1985年のラストコンサートでのオープニングに流れている英語が気になります。
杉山清貴&オメガトライブの曲に沼っています。ハマると知りたくなることだらけです。
2人の女性が話している言葉を翻訳してみようと思いました。悪戦苦闘しました。一箇所聞き取れなかったところもあります。
音声を0.25倍速にしてみたり、グーグルなどの翻訳を利用したりしました。
そしてやっと意味がわかりました。このオープニングの英語での2人の女性の会話は、
1曲目のRoute134につながるために重要な役割を果たしていた会話だったということです。
それでは、詳しく見ていきます。
あくまで翻訳家でもない、いちファンが好きでやっていることです。
ファースト・フィナーレ2人の女性の英語での会話
Good morning everybody!
みなさん、おはようございます!
It’s stop raining.
雨は止みました。
I was it’s the time the big swell is coming.
そろそろ大きなうねりが来る頃だと思っていました。(豪雨、嵐が去った後といった感じですね。)
*swell と waveの違い・・・・「swell」は、外洋で見られる長くて緩やかな「うねり」を指し、遠方で発生し伝播してきた波を指します。「wave」は一般的な「波」のことで、緩やかな波から砕ける波までを指します。
Now, it’s 5:45AM. Around Kugenuma point in Shonan must be crowded in surfers.
今は午前5時45分。湘南の鵠沼ポイントはサーファーで賑わっていることでしょう。
It seems nice swell is coming to near the point in front of the storm (m○○○○?)
ちょうど嵐の手前あたりにいいうねりが来ているようですね。
I think maybe you can see the perfect “regular” in Nishihama.
西浜なら完璧な「レギュラー」が見られるかもしれませんね。
サーフィン用語では、文脈によって「レギュラー」の意味が異なる
レギュラー?サーフィンの用語「レギュラー」には、主に2つの意味があります。1つは、波の崩れ方、つまり、陸から見て右から左に崩れていく波を指します。もう1つは、サーフボードに乗る時の立ち方、左足が前にあるスタンスを指します。
サーフィン用語では、文脈によって「レギュラー」の意味が異なるため、注意が必要だそうです。
例:
- 「あのレギュラーの波、いい感じだね!」(この場合、「レギュラー」は「波の崩れ方」を指します)
- 「私はレギュラースタンスで乗るよ。」(この場合、「レギュラー」は「スタンス」を指します
Well, my friend, Kimiko, will come soon with surf reports.
さて、友人のキミコがもうすぐサーフィンレポート(海の状況をまとめたレポート)を持って来ます。
So, for a while, listen to this music please.
それでは、しばらくこの音楽を聞いてください。
The song called big swell by Omegatribe!
曲はオメガトライブのbig swellです!
big swellという曲はないので、比喩的な表現が考えられます。
それともオープニングでかかっている音楽かもしれません。
作品に関わった人々へのクレジット表示をうねりに見立てているとか、いろいろ想像できます。
big swell の比喩
人や物が感情的で、興奮したり、大きく盛り上がったりしている状態を比喩的に表現することもあります。例えば、「パーティーでみんながbig swellになった。」というように、興奮や熱狂を表す際に使われることがあります。
Omegatribe with you
オメガトライブと一緒に。
Hi Yuko!
Hi Kimiko!
How about Nishihama?
西浜はどうですか?
Best song you must decide on for the morning time.
朝の時間にピッタリの曲を決めてくださいね。
Was it broken with cars on Route 134?
134号線では車が通行止めになっていますか?。 嵐のあとで波が高かったと想像できます。(Route134が通行止め?故障車が止まっている?)迷いましたが、その後に続くセリフからRoute134が通行止めになってない?と訳しました。
Not yet. Now, it is OK.
まだです。今は大丈夫です。
Thank you Kimiko!
キミコさん、ありがとう!(134号線が通れるという情報と、サーフィンのレポートを持ってきてくれたことに対してのお礼)
♫Welcome Route 134 BGM
♫Route 134へようこそ BGM
Well, before our next song is coming here, it’s just 6AM.
ちょうど6時、次の曲が始まる前にここに着きました。
The day has just started now.
今日は始まったばかり。
The number is, of course, our Omegatribe!
次の曲は、もちろん、私たちのオメガトライブ
ここでのThe number isは、曲を意味すると思います。次のナンバー(曲)は・・・という形ですね。
そしてRoute134のイントロが流れます。(鳥肌が立つぐらい感激します。)
葉山を抜けたら〜 風の匂いが変わる

オメガトライブはswell
swellという単語がどうしても鍵(キーポイント)になっているような気がします。3回も出てくる単語です。
うねり。
社会的なうねり。流行のうねり。時代のうねり。
1985年に解散したバンドが、2025年になっても愛され続ける。
もはや革命的だったのかもしれません。
杉山清貴&オメガトライブが解散してなかったら
惜しまれながら、2年8ヶ月という短い活動で杉山清貴&オメガトライブは解散してしまいました。
せめてあと3年活動していたら、どうだったのでしょう?
ファンにとっては、短かったからこその熱望、切望だったのかもしれないという意見もありますが、
私はそうは思いません。
解散しなければ、もっと爆発的にヒットしたと思います。
日本を代表するようなバンドになったと、私は思います。
人間味
確かに、解散せずにあのまま活動を続けていれば、大ヒット連発の超人気バンドになっていた可能性は高いと思います。
それでも私は、今の杉山さんやオメガのメンバーが好きです。
おこがましいとは思いますが、長く生きていると、見えてくるものが変わります。
人気絶頂で解散→ソロで活躍→音楽の方向性に悩む→活動を続ける→シティポップブーム→現在
と杉山さんには、紆余曲折があったように思われます。
悔しい思いも、腹が立つことも多々あったでしょうが、「自分で選んだ道」ということが救いだったのかもしれません。。
そんな人間味のあるメンバー達に、自分の生き方を重ねている人が多いのではないでしょうか。
若い時は、なぜか反発したくなるものです。
たとえそれが、損だとわかっていても、茨の道でも、突き進むのが若さかもしれません。
あんなに人気絶頂だったのに、もったいなかったかもしれませんが、人間的魅力は増していると思います。
今もなお愛されているのは、楽曲の良さだけだはなくメンバーの魅力の部分も大きいですね。
と勝手な意見を述べてみました。