アンチヒーロー考察と最終回予想!ヒントは主題歌のhanataba

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白木凛(大島優子)が裏切った?で終わった第9話。

彼女は、明墨(長谷川博己)の指示で、計画的に伊達原(野村萬斎)の元に行った。

目的は、伊達原(野村萬斎)を法廷に引きずり出すため。

最終で最後の闘いが、最終回で繰り広げられることが想像されます。

まず、このドラマ。とても深いテーマだと思います。

冤罪 殺人 隠匿 証拠捏造などを扱っています。

最終回に向けて、予想と考察をしてみたいたいと思います。

物語がどう決着するのか考えた上で、ヒントが散りばめられていると感じます。

ヒントは、主題歌と色とTBSドラマということです。

目次

名前に色がつく

まず、名前に色がついている登場人物が多いことです。

明墨法律事務所のスタッフは、色の名前がついています。

あきずみ 正樹まさき長谷川博己
あかみね 柊斗しゅうと北村匠海
ノ宮しのみや 飛鳥あすか堀田真由
しらき りん大島優子
あおやま 憲治けんじ林 泰文
菊池きくち 大輝だいき山下幸輝
牧野まきの 紗耶さや近藤 華
しみず 裕策ゆうさく緒形直人
ひやま 啓太けいた岩田剛典
瀬古せこ 成美なるみ神野三鈴
松永まつなが 理人まさと細田善彦
倉田くらた いさお藤木直人
ももせ 礼子れいこ吹石一恵
みどりかわ 歩佳あゆか木村佳乃
伊達原だてはら 泰輔たいすけ野村萬斎
TBSアンチヒーローより

名前に色がついている赤色は味方

そのほか、桃瀬(吹石一恵)と緑川(木村佳乃)も名前に色がついています。

桃瀬礼子(吹石一恵)が冤罪の可能性に気付いた。

6年越しの桃瀬との『約束』、受け継がれた『意思』、そしてそこに集まった仲間の『絆』。

仲間と味方は色のつく名前です。

ミスリード

ドラマの制作者側が、ドラマをより面白くするために視聴者をミスリードしていると考えられます。

白木(大島優子)の存在です。

①8話では白木(大島優子)が紫ノ宮(堀田真由)に、明墨との出会いを「明墨はまだ憶えているか判らないけど」。

とぼかしています。まるで何かあるかのような含みを持たせています。

②9話では、「似てる?」の付箋をわざと落としたのでは?と思わせる演出とカメラアングル。

敵かもしれないと匂わせています。

③そして、9話最後のシーン。

明墨(長谷川博己)の敵である伊達原検事正(野村萬斎)に、明墨が殺人犯をかばっていることを証拠を持って、

行く衝撃シーン。いつもは髪を結んでいる白木(大島優子)が、まっすぐストレートに髪を降ろし別人のよう。

①②③と視聴者に白木(大島優子)は裏切り者かも?と思わせています。

しかし、これはミスリードだと考えます。

白木は白です。

色が物語っています。

このドラマは隠れテーマは色だと思います。

主題歌milet「hanataba」(ソニー・ミュージックレーベルズ)

ここで、主題歌にヒントがあるのではないかと考えます。

TBSドラマは、今まで主題歌にヒントがあることが多いからです。

主題歌hanatabaからのヒント

まず、歌詞を引用します。

「hanataba」
Lyrics by milet / Composed by milet Koichi Tsutaya
Produced by Koichi Tsutaya(agehasprings)
Arrangement:Koichi Tsutaya,Kazuma Nagasawa(agehasprings)

大嫌い 嘘じゃない
ああ 鎧をそっとおろして

愛したい誰より脆い
私の心に気づいてくれた

僅かな光でもいいよ
私が照らしていくと誓った

強くなれないまま
ごめんね ごめんねと手を握った
変われたかな 歪んだ未来でも あなたといたい

不器用な優しさに
先回りで寄りかかってくれた

美しい花束じゃない
名前のない花を選んでくれた

あなたが隣にいれば
闇夜に光が灯った気がした

忘れてしまうかな 涙が枯れても咲いた花
汚れちゃっても綺麗なままだよ誰よりも

こんなに悔やむほどに愛してしまった日々に
あなたがただ残ってる
約束できない私を許さないでね

僅かな光でもいいよ
あなたと歩いていくと 誓った

強くなれないけど
あなたといるから 怖くないよ
抱きしめたい 優しく 正しく 守れるように

Go carry on carry on
点を点を繋いで
Go carry on carry on
その鎧をおろして

この歌詞は、「小さな希望」をヒントに書き始めたそうです。

注目するのは、次の言葉です。

点を点を繋いで 名前のない花 涙が枯れても咲いた花  僅かな光 闇夜に光

私が照らしていくと誓った

これは、志水(緒形直人)さんが、冤罪だと知った桃瀬(吹石一恵)。

明墨(長谷川博己)に希望を託す。

花がヒント。花束がドラマに時折でてきます。

8話で伊達原が持ってきたのは白と青の花、緑の葉っぱの花束だった。結ばれたリボンは桃色。

白(大島優子)と青(林泰文)、緑(木村佳乃)の花に結ばれたリボンは桃(吹石一恵)

これも、意味があると思っています。

キーパーソンは緑川(木村佳乃)

キーパーソンは緑川(木村佳乃)だと思う根拠

・名前に色がついている。

桃瀬(吹石一恵)と同期で、彼女に冤罪の可能性を知らされたから。

・上司の伊達原(野村萬斎)に不信感が芽生えたから

・尊敬してあこがれている瀬古判事(神野三鈴)の一連の出来事を見て、考えが変わった。

・演じているのが木村佳乃だから。

木村佳乃さんが、このまま終わる役だとは思えません。

緑川(木村佳乃)さんが強力することによって、伊達原(野村萬斎)が追い込まれるという筋書きを予想します。

もしも、視聴者を驚かしたり、どんでん返しを狙っているのなら、木村佳乃さんを悪役というのもいいと思うのですが、

それは考えにくいと思っています。

TBS日曜劇場の特徴

アンチヒーロは、TBS日曜劇場の枠で放送されているドラマです。

日曜の夜、視聴者が望むのは、勧善懲悪じゃないかと考えて制作されているのだと思います。

そうなると、今回のアンチヒーロの悪は伊達原(野村萬斎)や事件をもみ消そうとする権力者です。

最終回では、法廷で明墨(長谷川博己)や仲間たちが、伊達原(野村萬斎)を追い詰め、罪を白日の元に

さらすのだと思います。それを観て、視聴者は溜飲を下げます。

そして、そもそもの敵は、「検察や警察は間違わない」という前提にたっていることです。

捜査機関が間違いを認めると、「威信の低下につながる」という大義名分があります。

しかも、担当者は処分されたり、世間に袋だたきにあう可能性があります。

ドラマでは、個人の罪というよりも、そういう社会の矛盾をついているのだと思うのです。

真犯人は誰?

そもそも、志水(緒形直人)の事件は、本当に冤罪だと予想します。

では、真犯人は誰なのでしょうか?

それは、このドラマの中ではそれほど重要視していないと考えます。

しかし、ヒントはあります。

この事件をきっかけに伊達原(野村萬斎)が異例の出世をしたということです。

「権力者が真犯人でそれをもみ消すため。」と考えることも出来ます。

または、単なる食中毒も考えられます。

ヒントが散りばめられていました。

篠ノ宮(堀田真由)が、「今、別件で食中毒事件を扱っている」と何度か話しているシーンがあったからです。

おわりに

アンチヒーロー最終回予想と考察をしてきました。

最終回が、とても楽しみです。

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