是方博邦 ROCK UNIT featuring 杉山清貴 のセットリスト(セトリ)です。
2025年8月21日(木)目黒のBlues Alley Japanに行きました。(ホテルウイング目黒の地下にあるライブが楽しめるレストラン)
是方博邦 ROCK UNIT featuring 杉山清貴です。
(G)是方博邦 (Vo)杉山清貴 (B)石川俊介 (Ds)MARIO
・ 開場18:00 開演19:00×2st
圧倒されました。
4人のテクニックもさることながら、聴いている人を楽しませてくれました。
演奏された曲は、70年代から80年代の洋楽が好きだった人ならご存知の曲ばかりでした。
それにしても杉山清貴さんは、ライブでひときわ光る方です。
そもそもイヤモニをしているのを見たことがありません。
大音量でも全く音を外しません。
英語の発音もきれいです。
もちろん是方さん、MARIOさんの演奏が超一流で極上であることは、認識しておりました。
今回、石川俊介さんに度肝を抜かれました。
ベースってこんな風に演奏可能なの?軽く弾いてる(余裕がある)ように見えてますが、すごいテクニックです。
この辺でセトリの紹介です。
2025年のセトリですので、ネタバレしてしまいます。
1曲目 オリジナル曲 JORO
JORO
是方博邦「Joro (featuring 杉山清貴)」
歌詞がちょっと杉山さんっぽくないんです。
調べてみると、作詞が杉山清貴さん。
え~~~????海、海、海。爽やか。切ない大人の恋愛。そんな杉山さんのイメージを覆します。
歌詞の一部です。
妖しく濡れる瞳に男は落ちてく
婆娑羅っと玉のかんざし刺して
婆娑羅っと天を仰いで笑う
ha ha ha ha ha・・・・・
ロックです。かっこいい!!
2曲目 Time After Time
Time After Time
Cyndi Lauper (シンディ・ローパー)
有名な曲です。
なんとあのシンディ・ローパーと同じキーで歌っています。
高音が綺麗です。
If you lost you can look and you will find me
Time after time
If you fall I will catch you I'll be waiting
Time after timeIf you lost you can look~~~のところがとっても心地よく聞こえます。
3曲目 Day Tripper
Day Tripper
The Beatles (ビートルズ)
イントロのギターリフが印象的な、誰でも一度は聴いたことがある曲ですね。
そういえば、何年か前のオメガの野音で、高島信二さんが自己紹介の時に数秒間、おちゃめな感じて弾いていました。
4曲目 C Moon
C Moon
Wings (ウイングス)
※ウイングス は、1971年に結成された、元ビートルズのメンバーであるポール・マッカートニーと彼の妻リンダ・マッカートニー、元ムーディー・ブルースのデニー・レインの3人を中心に構成されたロックバンドです。ウィキペディア(Wikipedia)
C は「笑った顔」の意味だそうです。
Let’s not be L seven
Lは四角 四角なので顔がこわばっている。
L seven (四角い顔 怒った顔)だったら天国に行けないよ
C 笑って 笑顔!とポール・マッカートニーは、流行させたかったけれど、はやらなかったそうです。
この曲は、ピアノなどたくさん入っているのに、この編成でやるのは大変だったようです。
5曲目 オリジナル曲 Journey To The Mind
是方博邦「Joro (featuring 杉山清貴)」
Journey To The Mind 歌詞
夢から覚めたように 足取りがおぼつかないままで
いつも見慣れた景色 記憶は闇へ繋がる
心に尋ねてみた 闇の先はどこへ繋がるの
知りたいことがあれば いつでも旅に出かけよう
どこへでも行けるさ Lala-lo
不安を消す呪文 Lala-lo
心に尋ねてみた 闇の先はどこへ繋がるの
知りたいことがあれば いつでも旅に出かけよう
記憶の闇の向こう Lala-lo
夢から覚める呪文 Lala-lo
どこへでも行けるさ Lala-lo
不安を消す呪文 Lala-lo
Journey to the mind
Journey to become free
Journey to the mind
Journey to meet oneself
Journey to the mind
Journey to become free
Journey to the mind
Journey to meet oneself
心に尋ねてみた 闇の先はどこへ繋がるの
知りたいことがあれば いつでも旅に出かけよう
いい歌詞ですね。
是方さんは、ご自分でも「いい歌作ったなあ~~」っておっしゃていました。
本当に、何度も何度も聴きたくなる曲でした。
6曲目 Bring It On Home to Me
Bring It On Home to Me
Sam Cooke (サム・クック)
Bring it on home to me 僕のもとへ
しつこい歌だそうです。もしよかったら、僕のところに帰ってこないかい?
という。
今回で一番古い曲 1962年です。
この歌が一番 杉山さんの声質に合っていて、かっこよく聴こえたと、個人的には思います。
間奏のギターもカッコいい。
ベースも目立っていました。
さすが石川さん(和尚と呼ばれているそうです)聖飢魔IIのベースの方ですよね。
6曲目が終わったところで休憩でした。
7曲目 Crossroad
Crossroad
Cream(くりーむ)
クリームは、イングランド出身のスリーピース・ロックバンド。1966年、既に成功を収めていたバンドで活動していたジャック・ブルース、エリック・クラプトン、ジンジャー・ベイカーが結成した、ロック界初のスーパーグループの1つwikipedia
もうロックというよりブルース!ゆっくり目のアレンジにしたそうです。
ギターがとにかく素敵。是方博邦さんの魅力がぐっと引き出されています。
原曲があるそうです。
ロバート・ジョンソン(Robert Johnson) / クロスロード・ブルース(Cross Road Blues)1936年
8曲目 Creep
Creep
Radiohead (レディオヘッド)
この曲のイントロを参考にした、杉山さんソロ曲があるそうですが、・・・・わかりません。
4つしかないコード進行だそうで、それを使わせてもらったとのことでした。
この曲は、youtube にもワンテイクであげたそうです。
↓ これです。
9曲目 Have You Ever Loved A Woman
Have You Ever Loved A Woman
Freddy King(フレディ・キング)
親友の彼女を愛してしまった男の苦悩を歌ったブルース。
それにちなんで、是方博邦さんがJOKEを言い、場を盛り上げていました。
これはオフレコ(笑い)です。さすが関西人。常に楽しませてくれます。
エリック・クラプトン版が有名な曲です。
世間の人が聴いたら、まさか杉山さんが歌っているとは思えないと思います。
声の出し方もいつもとまるで違います。ブルースです。英語の発音もバッチリ。
10曲目 I Shot the Sheriff
I Shot the Sheriff
ボブ・マーリーが作詞作曲した曲です。
1974年のアルバム461 Ocean BoulevardでEric Clapton (エリック・クラプトン)がこの曲を取り上げ、同アルバムからシングルカットされて、世界中で記録的なメガヒットになりました。
この曲をクラプトンが取り上げて、ヒットしたことで、レゲエブームになりました。
杉山さんがレゲエ??
それが、いいんです。皆さんにも是非聴いてほしい。
11曲目 Hello Goodbye
Hello Goodbye
The Beatles (ビートルズ)
ビートルズは歌い慣れているようで、生き生きと軽々とお歌いになっていました。
12曲目 Black Or White
Black Or White
Michael Jackson(マイケル・ジャクソン)
I said if you’re thinking of being my baby
It don’t matter if you’re black or white
黒、白 関係ないんだよ。と繰り返し歌うメッセージがあります。
杉山さんのマイケルも新鮮に感じました。
リズミカル、リズム感、ばっちりです。高音に厚みのある歌い方をされました。
石川さんのベース!すごい、連続でスラップが繰り出されました。
13曲目 Lovin’ Touchin’ Squeezin
Lovin’ Touchin’ Squeezin
Journey (ジャーニー)
杉山さんが憧れているという、スティーヴ・ペリー(Steve Perry)がボーカルです。
歌詞が切ないです。
Lovin’ touchin’ squeezing’
You’re tearin’ me apart, every every day
あなたは私の心を壊している。あなたは私を引き裂いている」「私をバラバラにしている」「(精神的に)打ちのめしている。というような。
{日本語では文脈によって「もう、ひどい!」「心が張り裂けそうだ」「私をこんな目に遭わせるなんて!」}
悲痛な叫びのような歌です。
14曲目 アンコール曲 Key To The Highway
Key To The Highway
歌っている人が多く、どなたがオリジナルなのかわかりませんが、
Eric Clapton (エリック・クラプトン)が有名です。
14曲目 アンコール曲 Wonderful Tonight
Wonderful Tonight
多くのCMやドラマで流れるので、ご存知の方が多いと思います。
Eric Clapton(エリック・クラプトン)
おわりに
ロクユニ(ロックユニット)、文化祭のノリで楽しんでやっているそうです。
そもそも杉山さんは、洋楽のカバー曲を歌うのが好きで、よくライブでも歌ってますよね。
今回の目黒ブルースアレイジャパンも、最高、ハイレベルなこれぞ超一流のライブでした。
ものすごく酔いしれました。
改めて杉山清貴さんの魅力を感じたライブでした。
もちろん是方博邦さん 石川俊介さん マルチプレーヤーのMARIOさん
これぞプロフェッショナル!極上の時間をありがとうございました。

If you lost you can look~~~のところがとっても心地よく聞こえます。