政府の対策は頼りにならない!もう限界ですよね。ほとんどの食料品は3割以上は高くなっていると感じています。
セールで2,000円というのもあったし。土日割引、お米ポイント10倍と、お米を安く買うことが出来ていました。
もうそんな時代は来ないかもしれません。
収入が増えないのに物の値段が高くなるのは、一般の消費者にとっては打撃です。
そして、生産者や労働者、下請け業者に届かないことが問題だと思うのです。
と、嘆いていても現状は何も変わらないので、
スーパー働いているパートだからこそ知っている話を述べていきます。
- 閉店間際よりもお得な値引き時間がある。
- 値引き商品のすぐ近くに割高な商品がある。
- 青果物は天候が落ち着けば、価格は安定してくる。(特に野菜の価格)
- 消費期限前の売れ残り品が安くなる時間は決まっている。
- 天候不順はチャンス
閉店間際よりもお得な値引き時間がある
値引きというと閉店間際と思いがちですが、実はもっとお得な時間があります。
スーパーが開店してから30分から1時間後に注目してみてください。
10時にオープンするスーパーならば、10時30分から12時までの間に前日残の値引きが始まります。
ここからは、お客様には見えないスーパーの裏方の流れについて説明します。
10時開店のスーパーの場合
- 8時~8時半にバックルームと呼ばれている作業場での準備が始まります。
- 開店時間の10時までに品出しするための作業が始まります。
10時までに商品がきれいに並ぶことが目標です。
すべての陳列は、間に合わないことが多く開店時間を過ぎても店員が品出ししているのを見かけますよね。
そしてある程度、商品が陳列が済んだら始まります。
何が始まるのかといいますと、
前日残やちょっと鮮度が下がったもの消費期限の近いものの値引きが始まるのです。
これがチャンスです。
この時間の割引商品は本当にお得なんです。
前日買い物して、その日に使い切れなかった食品って冷蔵庫に入れていると思います。
その冷蔵庫内の食品と同じ鮮度や同じクオリティのものが3割ぐらいで購入できます。
売り切りたいとお店側が判断すると、半額になったりします。
冷蔵庫に入っているのと同じような食品が、かなり安くなり購入できるということです。
生鮮食品でなくても、賞味期限のあるような商品も同じです。
毎日どんどん新しい商品が入荷してきます。そのため少しでも日付の古いものは早く売りたいのです。
実際、作業しているとわかるのですが、
買って帰りたい!
仕事が終わる時間まで残っていますように
と思いながら、値引きシールを貼っています。
めちゃくちゃオトクな割引商品は、実は閉店間際よりも開店30分から1時間後にあります。
鮮魚などは、13時ごろ値引いているのをよくみかけます。
商品によって値引き時間は違いますが、たいてい開店からお昼にかけてが狙い目です。
値引き商品のすぐ近くに割高な商品がある
不思議なもので、思った以上に安く買えたという満足感が、ついで買いを誘発してしまいます。
例えばカレー用のお肉が半額で手に入れた。今日はカレーにしよう。と考え玉ねぎを購入すると、その玉ねぎが割高。
お惣菜売り場で揚げ物が半額!ついでにサラダも。と思うことがあるかもしれません。お惣菜のサラダは割高です。
青果物は天候が落ち着けば、価格は安定
青果物は天候が落ち着けば、価格は安定するということは、お買い物されている方なら経験則で体感していると思います。
今年の春はキャベツが高騰しましたね。一玉800円でした。1000円というようなお店もあったようです。
私が働いているスーパーでも、四分の一にカットして198円として陳列していました。
最初のうちはほとんど売れていませんでしたが、お客様もだんだん慣れてしまいボツボツ売れていました。
そして、一玉398円となると安く感じるようになりかなり売れるようになっていました。
その後、天候が安定すると248円、198円と落ち着いてきました。
どうしてもキャベツが必要な場合以外は、ちょっと我慢をして、もやしやカット野菜などで代用するといいですね。
天候不順が原因での価格高騰でしたら、必ず価格は戻ります。
生鮮品は、保存が効かないからです。
消費期限前の売れ残り品が安くなる時間
夕方4時~5時ごろは1~2割引
夜7時~8時ごろは2割~3割引
閉店1時間前くらいから3割~5割
ここで問題です。
もしカゴに入れてしまった商品が、実は割引対象だと知ったらどうしますか?
店員に申し出て割引シールを貼ってもらう
今はダメなんです。
値引きを開始しても、お客様のカゴにある商品は値引きしません!とのルールに変わっています。
以前は、店員に難癖をつけて、値引きを要求する人もいました。これも安くならない?と強引に言ってくる人もいました。
現在、安易な値引きはしないように周知されています。
天候不順はチャンス
天候不順はチャンスです。
発注は前もって注文します。
商品ごと発注ルールは違いますが、過去のデータ、天候などを参考にして発注量が決まります。
そのため、突然の雷雨や急激な気温の変化やその他の外的要因によって、予定通りにいかないことがあります。
まとめて発注する場合、取り消しができません。
すると、売れ残りがたくさんでてきます。それが値引き対象となるのです。
予測できなかった天候不順の日は、普段安くならないような食品がお得です。
特にパンなどが安くなっています。
まとめ
- 閉店間際よりもお得な値引き時間がある。
- 値引き商品のすぐ近くに割高な商品がある。
- 青果物は天候が落ち着けば、価格は安定してくる。(特に野菜の価格)
- 消費期限前の売れ残り品が安くなる時間は決まっている。
- 天候不順はチャンス
スーパーごとに値引きの傾向やタイミングが違います。
いつものスーパーのお得になる時間などのパターンを知ることによって、節約になります。
自己防衛のためにも、ちょっと観察してみてください。